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アジア・ハイスクール・サミット

アジア・ハイスクール・サミット

 日本の次世代リーダー養成塾では、課題を解決するプロジェクト型の取り組みに力を入れています。日本や世界が現在抱えている問題を真正面からとらえ、どうしたら解決できるのか、日本や世界は将来どうあるべきか、2週間を通して日本人とアジア各国から参加した高校生が真剣に考え抜き、解決への具体策を探し、発表する「アジア・ハイスクール・サミット」を行っています。

プロジェクト型「ハイスクール国会」の誕生

ハイスクール国会

 「アジア・ハイスクール・サミット」の前身は、2010年第6回から始めた「ハイスクール国会」。ちょうど政権交代が行われた翌年で、政治への関心が高まっていたことから、全国から集まった「高校生国会議員」が日本の課題に挑戦、高校生から実行できる政策を策定することとしました。地域が抱える問題は多種多様です。ニュースで知った問題を他人事として片付けるのでなく、塾前には地域の人々に直接インタビューして、自分たちの課題としてとらえ、いかに解決できるかを考えます。
 塾本番では、2週間をフルに活用して、持ち寄った地域の課題を今度は、ニッポン全体の問題として、国会さながらに政策を立案して、政党を結成し、連立を組むなどして政策を生み出す難しさに挑戦します。開催地の福岡県宗像市から実際の選挙で使う投票箱や記載台を借り投票を行い、自分の意志で社会に参加する責任を知ります。塾後に学生団体や発展途上国の支援を行うNPO団体を立ち上げたり、地域活性化の具体策を知事に発表したり、商店街と協働しシャッター通りを活性化して、地域社会を変革する行動力を発揮し、塾生の意識が変わりました。

アジア・ハイスクール・サミット概要

アジア・ハイスクール・サミット概要

 第11回リーダー塾からアジア各国から高校生が参加することとなり、日本や参加国が抱える課題を踏まえた上で、地球で暮らす一人の当事者として、「アジア・ハイスクール・サミット」で課題解決に挑むことになりました。世界が抱える課題は何か。人々が平和で豊かな暮らしを実現するために、どうしたらいいのか。世界から戦争をなくし、厳しい環境下で、人として何をすべきか、リーダーとしてどう行動すべきか。日本人とアジア各国の参加者が手を携えて具体的な政策を描くことで、将来リーダーとなった時に備えます。「アジア・ハイスクール・サミット」は主に夕食後の時間に行っています。

アジア・ハイスクール・サミットの狙い

日本、世界の問題を考える場

 私たちを取り巻く環境は日々、厳しさを増しています。想定外の天災も私たちに襲いかかってきます。リーダーは、自分や周りの人たちのことだけでなく、自国や世界のことを考えて行動をしないといけません。日々、日本や世界のニュースに触れても、自分にあまり関係のない単なる「情報」としてとらえていることが多いと思います。サミットを通して、自分の問題としてとらえ、実際に課題解決策について考える訓練をします。

リーダーシップ実践の場

 リーダーとして組織を引っ張っていくには、一方的に自分の意見を押し付けるのではなく、人の話を聞いて、少し先を見据えて青写真を描き、自らが汗をかき、決断して実行をすることが必要です。リーダーには、ぐいぐい引っ張っていくリーダーもいれば、周りを優しく包み込みながら進んでいくリーダーもいます。人に尊敬される優れたリーダーとは。実践を通して、学んでいきます。

多様性を学ぶ場

 「アジア・ハイスクール・サミット」では、違った価値観を持つ人たちがどのように一つの結論をだしていくのか、試行錯誤しながら学んでいきます。議論の過程で、自分との違う意見に触れることで、影響を与えたり、与えられたりしながら、様々な体験を積み重ねて学んでいってほしいと考えています。とりわけ日本人だけで考えるのではなく。アジア各国から参加の高校生と意見を交換することで、異文化を理解して、それを政策に生かして、よりよい地球社会の未来を共に支えることを学ぶのがサミットの大きな特徴です。

アジア・ハイスクール・サミットの流れ

 アジア・ハイスクール・サミットは毎年テーマや方法が変わりますが、事前課題に始まり、議論、発表、ふりかえりまでを一連のプログラムとして行います。

情報収集

 塾前に事前課題に取り組みます。インタビューを含む聞き取りや、インターネット、新聞、書籍などで議論に必要な情報収集を行います。

議論に集中

 開塾から間もなく、チームに分かれて議論を始めます。主に夕食後の時間を使って話し合います。発表が近くなると、自由時間も惜しんで議論に集中します。

プレゼンテーション

 議論は塾生主導で行いますが、発表より少し前に、クラス担任の先生や事務局のスタッフなどに発表内容をプレゼンテーションしてもらいます。視点が偏っていないか、具体的に想像できているか、論理性はあるか、相手の立場にたっているかなど、厳しい目でチェックします。チームによっては、ここで発表内容をゼロから再構築するくらいの方向転換を決断することもあります。

リハーサル

 発表前日は、発表用の模造紙などを仕上げて行きます。また、何度もリハーサルして、発表の内容をチームで確認していきます。

これまでのハイスクール国会の内容

第6回 2009年  「教育―次世代を育成するための教育のありかた」「経済―日本が目指す新しい経済モデル」「環境―地球が生き残るための環境対策」「外交(安全保障・国際貢献)―平和構築のための外交のありかた」の4つのテーマに分かれて国家的な視点での政策と、高校生今すぐできる政策を議論。「前人未党」と「次世代改革党」の二大政党に別れて、外部の高校生約200名にも投票に参加してもらい、与党を決めた。この年に選ばれた初代総理大臣は、今、報道の最前線で、国内で起きる様々なニュースを、人々に分かりやすく届けるという仕事で活躍している。
第7回 2010年  「高校教育」「地域活性化」「高齢社会」「国際交流」の4つのテーマに取り組んだ。事前課題の段階から、異なる地域の5人の塾生をチームにして、共同調査を行った。「地域から日本や世界の課題に挑戦」というサブテーマで、まずは自分自身の住む地域の課題を調べ、それを共有した。自分のテーマ以外に取り組む1チームと交渉して合流し、9党になった。お互いの分野での話し合いを活かしあい、相乗効果を上げることも意識して、最終発表に臨んだ。最終発表では、開催地である福岡県宗像市の各種団体や市役所職員、協賛企業の方々に審査員としてご協力いただき、厳しい質問も投げかけてくださり、高校生を叱咤激励してくださった。
第8回 2011年  この年に東日本大震災が発生したこともあり、「高校生によるニッポン復興計画」として、教育、エネルギー、外交、防衛、福士、復興、予防、経済、産業、財政にわたる復興計画をつくった。また、最後に高校生にできることを考えた。当初4党に分かれてたが、方向性の違いなどから、最終的に7党に分割された。最終的には、7党が力を合わせて、一つの復興計画を策定した。佐賀県のフィールドトリップでは、玄海原発の敷地内も見学し、実際に現場に行って感じたことを政策に反映した。
第9回 2012年  前年の福島第一原発の事故をうけて、エネルギー供給のあり方がたくさん議論されるようになった背景から「エネルギーの未来を考える復興会議」を行った。2030年の世界を想像し、その時代にあるべき社会を実現させるために、今必要な政策を考えた。事前課題は、自分が居住する自治体がエネルギーに関してどのような取り組みを行っているのかを調査した。ろうそく一本の暗闇での30分のワークショップを行い、一人一人が静かに2030年の姿を考えた。総理大臣を早期に任命し、組閣して大臣を決めた。大臣たちを中心に原子力発電や再生エネルギーの今後のあり方について考えた。
第10回 2013年  難しい憲法のテーマに取り組んだ。議論の基礎を作るため、事前に憲法について年代や性別がなるべく違う3名に憲法についての考えを聞き取り調査し、塾期間中は、「憲法とは何か」ということを根本から学ため、憲法の専門家や憲法問題に詳しいジャーナリストの講義を聞いた。各クラスから総理大臣候補を選出し、選挙ポスターや候補者演説づくりをクラスが一丸となって行った。選ばれた総理大臣は、偶然にも憲法記念日生まれ。「20年後にあるべき日本国憲法」を7つの省(人間、環境、産業、世界、行政、医療、教育)に分かれて考えた。

これまでのアジア・ハイスクール・サミットの内容

第11回 2014年  「高校生が考えるアジアの未来」と題して、7か国の高校生が7つの分野(政治、経済、文化、教育、環境、メディア、健康・医療)に分かれ議論した。本来は、この7つの分野ごとで政策を発表してもらう予定であったが、議論があまりにも表面的であったため、チームを白紙に戻し、1チームに全分野のメンバーが入ったチームを運営側で作った。そして、残り2日間でこのチームで議論をし直すようにと指示した。最優秀賞をとったチームは、モンゴルから来た高校生がリーダーを務め、アジア各国から生徒が集まる中高一貫校「アジア学園」の設立を提案。民族衣装をベースにした制服を着用したり、給食は多国籍な料理を提供したりなど、アジア学生が加わったことで、これまでの議論に加え、思考の幅が広がってきた。
第12回 2015年  「高校生が拓く平和な未来」と題して、戦後70年の節目の年に、世界の平和について議論した。「戦争はなぜ起きるのか」「戦争はなくなるのか」という議論を皮切りに、7つの仮想国に分かれて戦争をなくすための交際貢献策を策定し、選挙を行った。徴兵制がある国から参加したアジア奨学生もおり、戦争とより隣り合わせの環境にいる同世代の意見を聴いて、本当の平和とは何かを考えた。また、議論は18歳選挙制にも及び、自分達もまもなく一票を投じて、自分の意志を表すことができる年齢にあることを意識した。
第13回 2016年  「ニッポン未来ビジョン」を策定するという課題のもと、教育、医療、産業、情報、食、異文化・外国人、環境の7つの分野、14チームに分かれて取り組んだ。その中でもどういう課題に取り組むかは、自分達で決めた。その課題に見合う見学先14か所を運営側で選出し、訪問して話を伺った。見学先は、放送局、病院、各種研究センター、車両工場、織物工場、フリースクールなど様々。現場の生の声を聞いて、政策に活かした。訪問先には自分達で御礼状を送るなど、社会に出て大切なスキルも学んだ。
第14回 2017年  「『争い』を乗り越えて~私たちはリーダーとしていかに生きていくか~」というテーマで議論した。前年度に引き続き、戦争や紛争をテーマにした。しかし、それは高校生の生活レベルにおいては、「いじめ」という身近な問題とも共通するものがある。人をいじめたり攻撃してしまう人間の一面を考え、どうすればそのような事態が無くなるのか、国家だけでなく自分達で日頃から心がけることまで議論を行った。途中、NHKの「クローズアップ現代+」の収録にも参加し、スタジオのジャーナリスト池上彰さんらと中継でつなぎ、議論の内容や感想を述べた。争いをなくすということに固執するだけでなく、争いはなくならないものであるという前提に立っても政策を考えてみようとする動きもみられ、人類の永遠のテーマに果敢に取り組んだ。
第15回 2018年  「日本や世界の『未来地図』を描こう~高校生から小学生へのメッセージ」というテーマで、「環境」「戦争・紛争・平和」「働き方」「政治」の4分野で未来の世界で起こりそうな問題を考え、どうしたらその問題が起こるのを防げるか、また解決できるかを2週間かけて議論。最終日には宗像市の小学4年生~6年生約60名に向けて授業を行った。高校生のさらに次世代の小学生に発表を行うということで、まずは自分達がしっかり理解し、それを小学生にもわかる言葉で、わかりやすく説明することに苦労した。小学生とは地図を広げて、日本やアジア各地の自分達が住む地域の話もして、交流した。

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