室伏きみ子先生
お茶の水女子大学名誉教授
「人の人身の健康と幸せを目指す研究・開発と研究者の役割」
お茶の水女子大学名誉教授の室伏きみ子先生には、始めに研究者になろうと思った経緯を詳しくお話いただきました。そして、子育てをしながら研究をされていたというご自身の経験を交えながら、「研究者は自然の原理を解き明かし、人々の夢の実現や様々な社会課題の解決をすることができる職業で、楽しくて魅力がある有意義だ」と語っていただきました。
また、先生の研究結果である環状ホスファチジン酸(cPA)の発見が、変形性関節症の新規治療薬や神経細胞及び神経系への効果、エイジングケア化粧品の開発など、様々な場面で社会に生かされているというお話から、塾生は研究の意義を学ぶことができました。