【滝久雄・(株)ぐるなび取締役会長・創業者
「やらなければならないことは、やりたいことにしよう!」】
三菱金属に入って2年目に利他の心に目覚めて、4年で退社して、
やらなければならないことをやりたいことにしてきて約50年。
「創造することへの喜びを感じて、いくつかの新しいあたらしい価値を創ってきた」滝会長。
「やりがいがあることが最大の喜び」と語った滝会長。
コンピューターが世にデビューした時、やがてITが進化して、新しいメディアが出現すると踏んだ。
本業の傍ら、母校の東京工業大学、お茶の水女子大学、東京藝術大学へ留学生会館を寄付した。
高校生たちは、起業家の草分け的な存在で、利他の心を体現する滝会長から「貢献心」の大切さを学ぶことができました。
【笠谷和比古・大阪学院大学法学部教授「徳川社会と近代化」】
徳川吉宗の時代に焦点をあてて、徳川社会の近代化について語っていただいた。
とりわけ、享保元年(1716年)に疫病が江戸で流行り、8万人が死亡。
吉宗は、薬となる高価で稀少な朝鮮人参の国産化に取り組み、種の配布、栽培のノウハウを全国に公開して、
苦節30年かけて大量生産にこぎつけた話に引き込まれました。
吉宗の顔を示して「大きな耳で人の話をよく聞き、眼光の鋭さから価値を見極め、引き締まった口から、
諦めずに最後までやり抜く真のリーダー像」に学び事ができました。