【第19回日本の次世代リーダー養成塾】

李 鳳字先生
映画プロデューサー、株式会社マンシーズエンターテイメント代表、株式会社スモモ代表取締役、日本大学芸術学部映画学科講師

「映画で日本の将来を考えよう」

講義に先立ち、朝鮮戦争による離散家族の北緯38度線上での会うことの出来ない悲しみの描写の映画を皆で鑑賞しました。
その後、李先生の講義の中で映画の媒体としてのポテンシャルや、アカデミー賞受賞作品の「パラサイト」が賞を取るべくして取った作品であることを韓国政府の施策を通してお話ししていただきました。①スタジオを作る、②映画アカデミーを作る、③映画に投資するファンドを設立する。この3つの条件が揃うことで、韓国映画は社会へのメッセージ性の強い映画へと成長していったとのことでした。
最後に「映像の持つ意味と力をよく理解して、日本のすばらしさを発信してくれることを期待している。日韓合作で最高の映画を創ってみたいですね!」と力強いメッセージをいただきました。