今日は講義二つ、卒塾生発表、夢ディスカッションを実施しました。

最初の講義は株式会社ぐるなび 代表取締役会長の滝久雄先生による「やらなければならないことは、やりたいことにしよう!」でした・
メディアのないところに、「世界に誇れる日本の食文化を守り育てる」ことを理念にぐるなびを創設した滝先生の経験から、リーダーとして大切なことを「リーダー憲法」として教えていただきました。
自分の中で1つ何か目標を持ち一生続けやり遂げることの大切さや,興味を持つこと,利他の心を持つことの必要性を丁寧にご説明いただきました。

静岡県知事の川勝先生は「海洋アジア」についての講義でした。
私達が知らない東南アジアの歴史や貿易の観点から見る新たな歴史認識を教えて頂きました。新しい認識ばかりで、塾生達も知的好奇心をくすぐられたようです。

卒塾生発表は、1期生は2人と9期生が1人来てくれました。
1期生の斉藤大地さんは、(株)ドワンゴの関連会社であるバカー株式会社の代表取締役を努めています。「リーダーとフィクション」というタイトルの元、社会における2次元の重要性を説きました。大学時代はとにかく遊びまくれ!というL塾講師の中では異色の発想に、塾生達は驚きつつも感銘を受けたようです。その後、塾生からの要望があり急遽「企画とは、その作り方」について追加の講義をしてくれました。

経済産業省から復興庁に出向されている島広匡さんは、L塾参加から今日に至るまでの進路選択についてL塾の仲間との関わりに絡めてお話頂きました。
常に「自分は何をやりたいのか」を問い続け、自分の軸を大切にしながら人生設計をしてきたそうです。島さんのモチベーションは、まさしくリーダー塾の仲間でした。卒業後も夢を語り合い、時には超えられない壁となる仲間が自分の可能性を広げてくれたそうです。
15期生も出会いを大切に、自分の進路選択についてしっかり考えてほしいというメッセージでした。
その後斉藤さん、島さんは夜遅くまで塾生の人生相談に乗って頂きました!

12期河野朱音さんは、リーダー塾で明石先生の講義を聞き、国連職員になること志したそうです。慶應義塾大学在学中は、模擬国連へにの参加、スイス・ジュネーブへの留学やヨルダンの難民キャンプでの調査など様々な活動をされました。
4月からは総合商社で持続可能なビジネスを発展途上国に構築したいとおっしゃっていました。河野さんのモットーは「とりあえずやってみよう!」という華奢な見た目からは思いもよらない表なアクティブな大学生活に、多くの塾生がインスパイアされたと思います。

その後、夢ディスカッションでは過去の担任の先生などにお越し頂き、22のグループに社会人を1人以上配置してそれぞれの夢を語りました。
「こんな仕事に就きたい」という夢は大いに結構であるが、職業に捉われないで「自分はどう生きたいか、どうありたいか」と行った大きな志を忘れないでいて欲しいという先生もいました。
日常生活では、自分の夢を語る機会がない塾生も多いようです。口に出すことで、励みになりました!という声もありました。

今日の思いを忘れることなく、大きく羽ばたいてください!