今日は講義が3つにみそ汁コンテストを実施しました。
立命館アジア太平洋大学学長の出口先生は「これからのリーダーとして必要な思考力」というテーマでの講義でした。
先入観を外す「タテ・ヨコ・算数」の思考や面白いアイディアを生むための
「人・本・旅」など、これから人生進める上でとても有効な教訓を教えて頂きました。
お茶の水女子大学学長の室伏先生は「研究者という職業選択」について講義をして頂きました。
普段聞くことが出来ない研究者の生活や、先生の専門分野一つである
脂質に関する研究について教えて頂きました。
研究者になりたいけれど、実際のところがよく分からないままでいたという塾生や、
女子の塾生にとっては素晴らしいロールモデルとなったようです。
みそ汁コンテストは、「宗像の食材でみそ汁コンテスト」では、クラス対抗で
オリジナルみそ汁作りに挑戦しました。
調理時間が30分という短い時間でしたが、「どうしたら美味しいみそ汁ができるか」ということを真剣に考え、どのクラスも一致団結した姿を見せることが出来ました。
食材、プレゼンテーションなど、塾生同士でアイディアを出し合ったみそ汁は、どれも個性的で、白熱したコンテストになりました。
味噌はフンドーキン醬油株式会社様より味噌の協賛を頂きました。小手川社長の講演では、醤油づくりと菌の関係についてお話がありました。
醤油は菌によって作られるが、その菌によって最良の環境を用意するよりも、
菌が死にそうなぐらい苦しい環境を作り出すほうがより質の高い醤油が作れるそうです。塾生たちも、タイトなスケジュールの中、塾中の委員会の仕事や、アジアハイスクールサミットのディスカッションの進行など相当のプレッシャーの中にあるようです。
将来様々な分野において日本を背負うリーダーになるために、醤油づくりの菌のようにたくましく成長して欲しいと願っています。