【小川洋・福岡県知事の講義】
「世界にはばたく!未来のリーダーだちへ」と題して講義。
「グローバル化時代、積極的に海外の皆さんとの交流をして、
好きなことや向いていることを早くみつけて長く続けること。
そして、心を通じ合える友人と長く付き合ってほしい」と高校生たちを激励。
現在のコロナウイルス対策の陣頭指揮を取る立場から
「専門家からの提言を分析、その上で決断して、分かりやすく説明する。
スピーディーで効率的なことが大事だと思っている。常に今、できることは何かを考えています」
と困難な時やめるのではなくて、できることを考える大切さを高校生に話して下さいました。

 

【山本太郎・長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野教授】
「With コロナ~新たな社会の見取り図」と題した講義の概要です。
新型コロナ・パンデミックは根絶はできない。では、ウイルスとどう向き合うのか。
トランプ大統領やマクロン大統領ら世界の多くの指導者は、コロナ禍をウイルスとの戦争にたとえた。
果たして、ウイルス戦争に人間は勝利できるのか。人間は自然界の一部である限り、感染症はなくならない。
生物の多様性の中で生きていかなければならない。「共生」という概念を中心に置いた新たな感染症対策が必要である。
withコロナの時代、パンデミックは社会変革の先駆けとなる。情報技術(IT)を中心とした社会となることは間違いない。
一方で、ITは技術であって、目的ではない。それを監視的社会を作るために使うのか、
市民のエンパワーメントを通した民主主義的社会の実現に使うのか。私たち自身の選択にある。
山本太郎先生は、これまで、感染症疫学や環境医学などの専門分野の研究のエキスパートでありながら、
ハイチやネパールの大地震や東日本大地震などの災害支援、難民支援、平和構築など
国際・国内の社会貢献活動を行って来られました。
塾生の質問に「Think Globally, Act Locally だけでなく、Think Locally Act Globally
の両方をやって、自分の行動を限定する必要はない」と。
感染症対策で海外に行かれてもなるべく注意しながら、高級ホテルの食事ではなく、
現地の人たちが食べているものも召し上がっているとのことが、人に寄り添う山本先生らしいなあと。